【大学入試】2017年センター試験理科教科の傾向分析

2017年のセンター試験理科教科の分析

前回は基幹3教科の分析を行いました。参照:『センター試験基幹3教科の分析』

今回は理科教科の分析を行います。特に理系の生徒にとって理科の受験科目選択は死活問題。大学によって、理科の科目選択は多岐にわたります。発展4科目と基礎4科目から構成される理科の科目。大学ごとに選択できる科目も決まっていますので、併願先を考えてどの科目を選択するかしっかり見極めたいところです。傾向を分析して、損をしない受験科目を選択しましょう。

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発展4科目の分析(100点満点)

発展4科目のなかでも受験生が少ない「地学」は割愛させてもらいます。ちなみに昨年の受験生は多い順から、「化学」211,676人「物理」155,739人「生物」77,389人「地学」2,126人となっています。

化学

近年の化学の平均点を追ってみると、60点台が4年続いた後、50点台が2年続く傾向が見られます。2012年からは60点台が4年間続き、2016年は54.5点と平均点が大きく下がりました。これまでの傾向から、もう一年50点台が続きそうなので、2017年度の化学の平均点は55点程度になるのではないかとみています。

高得点を避けるような問題の出題が予想されますので、基本を少し崩した問題の対策も必要になります。模試や予想問題など解説をしっかり読み、応用力も身に付けていきたいですね。

物理

物理は安定して60点台を堅調に維持しています。前回2016年度も平均点は61.7点と安定した平均点の推移です。物理は範囲が狭く、典型問題など少ない方です。出題者もどこで失点するか点数を取らせるかわかりやすいのだと思います。

2017年度も60点~65点の平均点が予想されます。模試等で失点したところはみんなも失点しやすい問題です。差をつけたいのなら、間違った問題に真剣に向かい合い、確実に得点できる実力をつけていきたいですね。

生物

2016年度で8.6点上昇の平均点63.6点。前回はそんな急上昇を見せた生物ですが、今年もこの傾向は続きそうです。このまま平均点が60点~65点の間を動くようなトレンドが今後もしばらく続きそうです。

生物では考察問題で大きく差がつく傾向が見られます。しっかりを問題文を読みこなす力が必要です。そのためには基礎の定着はもちろんのこと、粘り強く問題文と資料を読み解く訓練が必要です。

基礎4科目の分析(50点満点)

基礎科目では「化学基礎」「生物基礎」の2科目型で受験する生徒が圧倒的に多いようです。前回の2016年度基礎理科の受験者数は多い順から、「生物基礎」133,653人「化学基礎」105,937人「地学基礎」47,092人「物理基礎」18,304人となっています。

2015年2016年の平均点を分析してみると、物理基礎は31.5点から34.4点へとアップ。出題傾向が大きく変化しない物理だけに、過去問をしっかりやりこなした生徒はしっかり得点できたようです。今年もこの得点率が続くとみられています。過去問、典型問題の習得を続ければ間違いなく得点に結びつけることができるでしょう。

一方、化学基礎は35.3点から26.8点に大幅ダウン。新課程初年度が簡単すぎたこともありますが、計算問題が少し複雑につくってあったことが原因のようです。今年はおそらく少し易化し、平均点で30点超えるような問題構成に仕上がってくるっと見られます。一応2016年度の出題パターンでもしっかり点数が取れるような対策は行っておきたいですね。

生物基礎は2015年度は26.7点、2016年度は27.6点とほぼ横ばい。物理基礎、化学基礎と比較すると、考察問題が多く、難度の高い問題構成だと言えるでしょう。今後もこの傾向は続くとみられますので、少し易化は予想されますが、2017年度も20点台後半の得点になるのではないでしょうか。しっかりと考察問題で得点できる力を養ってください。

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