JR九州が10月にIPO なぜ新規上場するの?

今年LINEに次ぐ時価総額時価総額5000億円の上場

JR九州は、2016年10月25日に東京証券取引所に新規上場()することが明らかとなりました。JR九州の時価総額は5000億円で、今年、新規上場したLINEの時価総額6700億円についで今年2番目の大型新規上場になります。

JR九州は九州旅客鉄道株式会社、つまり株式会社です。昭和62年の旧国鉄の分割・民営化に伴って発足JR九州が発足しました。このとき株式を国土交通省が所管する独立行政法人・鉄道建設・運輸施設整備支援機構が保有する形で株式会社化しています。要するに民営化したにもかかわらず国が株式を保有していた形です。JR九州の発行済株式数は32万株になるようです。

スポンサーリンク

なぜ新規上場(IPO)するの?

JR九州がなぜ新規上場するのかというと、実はJR九州の上場については民営化当初より計されていたことで、2011年の九州新幹線開業以降、経営基盤が安定したことで今が上場のチャンスと見たからだと考えられます。JR東日本、西日本、東海はすでに上場済なので、それに次ぐ形です。

株式が上場されることにより、多く一般の投資家から資金調達することが可能となり、今まで国が株式を保有していたので、何をするにしても国会の承認を得なければなりませんでした。上場により、もっと自由に経営が可能になります。

また、JR九州の時価総額は約5000億円とかなりの規模になります。株式が上場されると国から一般投資家が株を買うことになりますので、国にはかなりのお金が入ることになります。この資金で国は次の設備投資を行おうとしているのです。

投資家の間で話題になるのは、IPO株投資ができるからです。新規上場するときに投資家に配られる「株を買う権利」を抽選で手に入れ、上場日のはじめに付く株価(初値)で株を売ることで利益を出す投資法です。かんたんに言えば、「上場前に株を手に入れ、上場と同時に売る」という投資法。過去の例を見てもほとんどの場合値上がりするので、簡単に王家が出るのです。

JR九州の最近の業績は?

JR九州の決算資料を見てみると、2016年3月期は▲4330億円の巨大赤字となっていますが、鉄道事業にかかる固定資産が古くなった分の減損処理を行った結果です。これにより、3月期以降は営業経費を大幅に縮小することが可能となっています。2017年3月期は経常利益が大幅に改善する見通しです。

熊本地震による影響はどうだったのでしょう。九州新幹線や在来線の運転の支障で約90億円の減収、復旧費用が約85億円、合計で約175億円の被害があったと発表されていますが、不動産などの旅客以外の収益が好調だったため最終的に黒字を確保できそうです。

スポンサーリンク
Fukuu情報をいち早く!
JR九州が10月にIPO なぜ新規上場するの?
この記事をお届けした
Fukuuの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンクと関連コンテンツ

フォローする