北九州市が奨学金返済を肩代わり!市内定住・就職が条件

2015年度の国勢調査で、福岡県の北九州市は人口の減少が全国の市町村で最多になっています。人口減少に歯止めをかける目的で、市は市内の人材確保に悩む企業などに就職した場合、日本学生支援機構などから借りた奨学金の返済を、本人に代わって肩代わりする制度を創設する考えを示しました。

北九州市が奨学金返済の肩代わり

日本学生支援機構から無利子奨学金を借りた場合、卒業後は毎月1万5千円程度の返済が必要で、40歳になるまで返済し続けなければなりません。大学を卒業するまでに何百万もの借金を背負った状態で新社会人になることが今問題視されています。

北九州市は、この奨学金の返済に着目し、市内の人材確保に悩む企業などに就職した場合、日本学生支援機構などから借りた奨学金の返済を、本人に代わって肩代わりする制度を創設する考えを示しました。この制度は2018年度以降にスタートする予定になっていて、現在は制度設計の段階に入っているようです。

新たに北九市が創出する奨学金の返済制度では、成長が見込まれる産業や人材確保に困っている産業への就職が条件になりそうです。もちろん北九州市に定住することも条件に加わってきそうです。北橋健治市長は、全国から優秀な人材を集めるための呼び水にしたいとの考えを示しました。

スポンサーリンク

北九州市の人口減少

人口減少社会への対応 出典:北九州市

2015年に国が行った国勢調査では、北九州市が5年間で1万5560人の人口減少で、全国の市町村で最多になっています。特に若年層の現象が著しい状況です。

総務省が行った2015年国勢調査によると、北九州市の人口は96万1815人で、過去最少を記録を更新中です。小倉北区は微増していますが、他の区はすべて減少しています。20代、30代の若年層の流出が著しく、福岡市や首都圏に転出する傾向が強く出ているようです。

まとめ

現在福岡県では、人口動向については福岡市の1人勝ち状態。周辺の市町村の人口減少に歯止めがかからない状態になっています。

これを受けて、北九州は奨学金の肩代わりという新制度を創出しようとしていますが、やるなら透明な情報開示を行ったうえで、しっかりとやってもらいたいものです。特に市民から集めた税金が多額に投入されるわけですから、一定の企業との癒着などが発生しないように細心の注意を払う必要があります。

また、現在北九州市内で就職し、税金をしっかり納めつつも奨学金を返済している若年層への配慮も必要なのではないでしょうか。

北九州市は、人口の減少が続いていますが、魅力を十分に持っている都市です。「田舎暮らしの本」の「生涯活躍のまち」構想を推進する自治体を対象とした「50歳から住みたい地方ランキング」では、北九州市が堂々の1位となっています。

自分の市町村について、その魅力は何なんなのかしっかりと自分を見つめなおし、市政の改革を行っていってほしいものです。今回の新制度がうまく行くことを願っています。

あわせて読みたい記事

福岡の冬のデートで訪れたいスポットおすすめ北九州編!
すっかり気温も下がり、冬シーズンに突入しました。冬といえば恋の季節。大切な人と素晴らしい時間を共有したいものですね。今日...
【福岡・スポット】勝山公園は、北九州市のランドマーク!
小倉城を中心に広がる北九州市のシンボル的な公園が勝山公園です。広大な園内を歩けば、小倉城や庭園、松本清張記念館がある場内...
【福岡県】“北九州市はどんな街?”市町村探検隊!
進化し続ける九州の玄関口 九州地方の最北部に位置する「北九州市」。本州との接点になる九州の玄関口として、工業、商業、交...
スポンサーリンク
Fukuu情報をいち早く!
北九州市が奨学金返済を肩代わり!市内定住・就職が条件
この記事をお届けした
Fukuuの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンクと関連コンテンツ