時事用語としてのマドルスルー(muddle through)

マドルスルーという言葉、トレンド用語としても知っておきたい用語の1つです。イノベーションやポスト○○さまざまなトレンド用語が生まれていますが、今年2017年は、「マドルスルー」もその1つとなっていくでしょう。

マドルスルー

一言で表すと、「手探り状態で、物事を進めていく」という手法を指します。正しい方向に正しく努力した結果、目的を達成した状態をもたらすことを指すブレークスルー(break through)と反対語であるといえます。

多くの人は、何かやろうとするとき、明確な成果や手法がわかっていないと一歩を踏み出せない人が多いです。より自分が求めていることに対しての成功の確率を上げるための準備をして、一歩を踏み出すというわけです。そんなことをして、一歩を踏み出したときは、時代遅れだったり、人に先を越されたり、時間切れだったりするわけです。

なぜそんな人が多いのでしょう。

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日本の教育

それは、テストの点数偏重・合格点主義があるのではと思います。現在進行形で、大学入試制度改革は進められていますが、とかく受験勉強においては、「分からない問題は解かなくてよく、わかる問題をしっかり解いて合格点を獲ればいい!」という考えに到達するからでしょう。または、「苦手な問題はそこそこに、得意なところで点数を獲る」という考えも多いです。これまでの時代はよかったかもしれませんが、今後の日本社会で生き残っていくことは難しいでしょう。

人口は急速に減り、一方で社会保障費は増大していき、社会インフラは老朽化が進み、ますます格差は広がっていくわけです。問題は山積みです。それらの問題の解決策を考えているだけや議論を重ねているだけでは、到底解決を難しく、手探りでも動いてみることが求められます。

問題解決に正解はない

また、「問題を解決していくときに、正解がある」という妄想も捨てた方がいいでしょう。1つの正解を求めていくのでなく、最もらしい解の中で、より多くの人が納得するカタチで進めていくことを前提としたほうがいいでしょう。全員が死ぬよりは、一人でも多くの人が生き残って、また未来を作っていくということが得策かもしれません。

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