逆断層から正断層タイプの地震へ!東日本大震災後の地震

2016年12月28日(水)に、茨城県を震源とする地震があり、茨城県高萩市で震度6弱の揺れを観測しました。今回の地震は、地下に存在する断層による地震で、断層のずれ方は「正断層」タイプの地震だということがわかっています。

断層のずれ方は3タイプ

地震が発生する要因は大きく分けて3つになります。プレートによる地震、断層による地震、火山による地震の3つになりますが、その中でも、都市の直下で起こる断層の地震は、震源が浅く大きな災害を引き起こします。

この断層がずれて起こる地震には3つのタイプがあります。正断層と逆断層、そして横ずれ断層の3つになります。

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正断層(せいだんそう)

出典:文部科学省

正断層とは、岩盤や地層に、両方へ引っ張られる力がはたらいたときに起こる断層で、断層面に沿って地層や岩盤がずれ落ちる断層になります。

重力のはたらく向きを正の向きとしたとき、正の方向にずれ落ちていくので正断層と呼ばれています。

逆断層(ぎゃくだんそう)

出典:文部科学省

逆断層とは、岩盤や地層に、両方から押される力がはたらいたときに起こる断層で、断層面に沿って地層や岩盤がずれ上がる断層になります。

重力の向きと逆向きにずれるので、逆断層と呼ばれています。断層の中では一番地震の揺れが大きくなる断層であると言われます。

横ずれ断層(よこずれだんそう)

出典:文部科学省

横ずれ断層とは、岩盤や地層が、上下方向ではなく、水平方向にずれるタイプの断層です。有名な横ずれ断層として、カリフォルニアのサンアンドレアス断層があります。

東日本大震災後は正断層タイプの地震へ

東日本大震災前のプレートの動きは、海側のプレートによって、陸側のプレートが押されるような力がはたらいていましたが、このひずみが東日本大震災で一気に解放され、今度は陸側のプレートが東側に伸びるような力がはたらくようになっています。

このため、以前はプレートによって押される力がはたらいていたので、逆断層の地震が発生していましたが、震災後はプレートによって引っ張られる力がはたらくため、正断層タイプの地震が頻発するようになっています。

反転テクトニクス

このように、従来は逆断層だった断層が、正断層の断層に変わったり、正断層タイプから逆断層タイプに変わることを「反転テクトニクス」といいます。

プレートによる地震などによって、地盤や岩盤にはたらく力の向きが変化したときに見られる現象になります。

まとめ

福島県や茨城県あたりは、現在、非常にこの正断層タイプの地震が発生しやすい状態になっています。都市の直下で起こる地震ですので、家屋の倒壊や火災など大きな被害になる可能性がありますので、今後も十分に注意して生活するようにしましょう。

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