北朝鮮のミサイルを想定し福岡駐屯地でPAC3訓練

2017年度に入り、北朝鮮が行ったミサイル実験はすでに10回に達しています。地理的に北朝鮮に近い福岡でも緊張が漂ています。そんな中、福岡県春日市にある陸上自衛隊福岡駐屯地で、北朝鮮のミサイルを想定したPAC3の機動展開訓練が行われました。

日本のミサイル防衛PAC3とSM3

日本の弾道ミサイルの防衛システムには、大きく分けて海上配備型ミサイル防衛システムであるSM-3と地対空誘導弾パトリオットのPAC-3というシステムがあります。主力となっているのはSM-3で、日本の領空に入る前に、大気圏外でミサイルを迎撃する仕組みになっています。

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SM-3とは?

海上配備型ミサイル防衛システムは、日本の海上に配備されているイージス艦から迎撃ミサイルSM-3を発射し、弾道ミサイルを打ち落とすシステムです。

北朝鮮が弾道ミサイルを発射した直後の、加速しながら上昇しているブースト段階で標的となるミサイルを捕捉し、標的となる弾道ミサイルが大気圏外まで上昇したところで迎撃する仕組みになっています。

迎撃成功確率は約90%弱という高い成功率を誇っているようですが、レーダーでブースト段階のミサイルを捕捉できるか課題になりそうです。

PAC-3とは?

地対空誘導弾パトリオットPAC-3は、SM-3とはことなり、大気圏に再突入し、日本に着弾するまでの間にミサイルを迎撃するシステムです。PAC-3は全国の17高射隊に合計34基配備され、陸上からミサイルを迎撃します。

迎撃率は非常に高く、近年だけの実験データでは、ほぼ100%の確率で迎撃することが可能となっています。

高い迎撃率を誇るPAC-3ですが、問題点は射程距離が非常に短く20~30㎞しかカバーできないと言われています。実際には政府の重要施設や原発などを防衛するために使われるようになっています。日本全土をPAC-3で防衛するのは事実上不可能だということです。

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