【連載短編小説】福岡の女子大生Vol.2

晴れて入学式!

今日は、入学式。すごくそれは晴れ渡っている。私は、西南大学から少し離れたところに住んでいる。姪浜という街だ。本当は、今宿ってところ住みたかったのだけれど、どうやら、姪浜より西にいくと、沿線が変わるらしく料金が割高になるということで地下鉄の終着駅の姪浜にした。

今宿に住みたかったのは、海が目の前に広がるから。それだけだったんだけれど、姪浜も、少し歩くと海浜に行けることがわかってうれしい。それに、漁港や昭和の街並みが残る商店街などがあって、長崎に似たところもあってなおさら、姪浜にしてよかったなあって思っている。姪浜から西南の最寄り駅までは7分。通学にもちょうどいい。

そう思っていると、父の声が
敏郎:「もう用意できたか?行くよ。」
私:「できてるよ。お母さんが…」
敏郎:「また彩か。化粧しても、変わらんのにな」
私:「女は、いつだっておめかししたいんだと思うよ。お母さん、それ聞いたら怒るよ。」

向こうの部屋から
彩:「聞こえているわよ」

何気ない両親の会話だけれど、明日から聞けなくなると思うとなんだか寂しい気もする。
それより、一人暮らしができる、憧れの女子大生になれるという希望の方が大きいのが正直なところかな。

それにしても、やっぱり大学生は多いなあ。みんな1年生なんだろうけれど、おしゃれな人多いなあ。化粧も慣れている人も多くて、垢抜けているって感じ。

はやく友達作らないとなあ。

(続く)
次回は、4/24(日) 17:00に更新予定です。

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登場人物

主人公:青木加奈(18歳)西南学院大学人間科学部児童教育学科1年。
父親:青木敏郎(48歳)公認会計事務所を経営
母親:青木彩(45歳)専業主婦だが、今はやりのBASEなど自分の手芸作品を販売

津田亜矢(18歳)加奈の小学校からの幼馴染で福岡大学経済学部1年生。
加茂京香(20歳)西南アナウンスメント研究会の先輩
水野茂(18歳)西南学院大学人間科学部児童教育学科1年とクラスの席が隣。
石毛尚成(26歳)加奈のバイト先の学習塾講師
中島美奈(18歳)バイト先の学習塾で一緒になった九州大学法学部1年生。

などなど、続々登場。

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