【大学入試】2019年センター試験理科教科の傾向分析

シェアする

スポンサーリンク

平成最後のセンター試験まであとわずか。今日は2019年度(平成31年度)センター試験の理科教科の出題傾向分析をお伝えします。

2019年のセンター試験理科教科の分析

前回は基幹3教科の分析を行いました。参照:『センター試験基幹3教科の分析』

今回は理科教科の分析を行います。特に理系の生徒にとって理科の受験科目選択は死活問題。大学によって、理科の科目選択は多岐にわたります。発展4科目と基礎4科目から構成される理科の科目。大学ごとに選択できる科目も決まっていますので、併願先を考えてどの科目を選択するかしっかり見極めたいところです。傾向を分析して、損をしない受験科目を選択しましょう。

スポンサーリンク

発展4科目の分析(100点満点)

発展4科目のなかでも受験生が少ない「地学」は割愛させてもらいます。ちなみに昨年(2018年度)の受験生は多い順から、「化学」204,543人「物理」157,196人「生物」71,567人「地学」2,011人となっています。

化学

近年の化学の平均点を追ってみると、60点台と平均点が高かったのですが、2016年度の試験で平均点が54.5点と大きく下がりました。2017年度の平均点も51.9点で低迷しましたが、昨年2018年度では60.6点と大幅に上昇しました。

点数が低い科目と得点調整が必要な得点差に近くなっていたので、点数がとりやすいように問題作成がなされています。2019年度も平均点60点レベルでの出題になると予想されます。平均点が6割程度になりますので、基本問題は必ず答えられるように、弱点分野をつくらないように演習を行っておきましょう。

高得点を避けるような問題の出題も予想されますので、基本を少し崩した問題の対策も必要になります。模試や予想問題など解説をしっかり読み、応用力も身に付けていきたいですね。

物理

物理は安定して60点台を堅調に維持しています。前回の2018年度も平均点は62.42点と安定した平均点の推移です。物理は範囲が狭く、典型問題も少なく対策が立てやすいのが特徴です。出題者もどこで失点させるか点数を取らせるかわかりやすいからだと思われます。

2019年度も60点~65点の平均点が予想されます。模試等で失点したところはみんなも失点しやすい問題です。差をつけたいのなら、間違った問題に真剣に向かい合い、確実に得点できる実力をつけていきたいですね。

生物

センター試験生物は、2016年度で8.6点上昇の平均点63.6点をつけてから、2017年度、2018年度ともに平均点が60点を上回る出題内容で安定してきました。今年もこの傾向は続きそうです。このまま平均点が60点~65点の間を動くようなトレンドが今後もしばらく続きそうです。

生物では考察問題で大きく差がつく傾向が見られます。しっかりを問題文を読みこなす力が必要です。そのためには基礎の定着はもちろんのこと、粘り強く問題文と資料を読み解く訓練が必要です。

初見の問題も出題されますが、しっかりと与えられた資料を読み解けたなら、得点が得られるように出題されています。もし、時間をかけても解けないような問題の場合、みんなも解けない問題ですので、慌てずに解答できる問題をしっかりと得点にしていく姿勢が大切です。

基礎4科目の分析(50点満点)

基礎科目では「化学基礎」「生物基礎」の2科目型で受験する生徒が圧倒的に多いようです。前回の2018年度基礎理科の受験者数は多い順から、「生物基礎」140,620人「化学基礎」114,863人「地学基礎」48,336人「物理基礎」20,941人となっています。

2015年度から2018年度入試の平均点を分析してみると、物理基礎は若干、乱高下しながら2018年度は31.3点となっています。やはり6割得点が平均点となりそうです。出題傾向が大きく変化しない物理だけに、過去問をしっかりやりこなした生徒はしっかり得点できたようです。今年もこの得点率が続くとみられています。過去問、典型問題の習得を続ければ間違いなく得点に結びつけることができるでしょう。

一方、化学基礎は2015年に35.3点から26.8点に大幅ダウン。新課程初年度が簡単すぎたこともありますが、計算問題が少し複雑につくってあったことが原因のようです。2018年度入試では30.4点と持ち直しています。今年も平均点で30点超えるような問題構成に仕上がってくるっと見られます。一応2016年度の出題パターンでもしっかり点数が取れるような対策は行っておきたいですね。

生物基礎は2015年度は26.7点、2016年度は27.6点とほぼ横ばい。2017年度に39.5点と10点以上も上昇しました。2018年度も35.1点と7割を超える出題となっています。2019年は、平均点を少し下げるような工夫がなされると思いますので、選択問題で判断がつきにくい問題が増えると予想されます。教科書をしっかりと読み込み、正誤問題など模試や実戦問題集で十分に対策しておくことが必要です。また、実験・考察問題でも得点できる力を養っておきましょう。

あわせて読みたい記事

2019年度センター分析。基幹3教科でもおこなっています。

センター試験基幹3教科の分析

センター試験の出題の特徴は、教科書の範囲内でつくられ、平均得点率が60%を目安に作成される点です。この基準で考えてみると2018年に平均点が高かった教科に関しては、前年の反動から難易度が上がることが予想されます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Fukuu情報をいち早く!
【大学入試】2019年センター試験理科教科の傾向分析
この記事をお届けした
Fukuuの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンクと関連コンテンツ

シェアする