【北九州の観光スポット】平尾台・大平山・千仏鍾乳洞のドライブコース

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平尾台までのドライブコース

平尾台1
福岡市で「草原」を検索すると上位に表示されるのが「平尾台」です。平尾台は、お隣山口県の秋吉台とならぶ日本有数のカルスト台地です。天然記念物・国定公園・県立自然公園に指定 されている貴重な大自然になります。

草原といえば熊本の阿蘇や、大分の由布院が頭に浮かびますが、この平尾台も広大な草原が広がる緑のスポットです。福岡県民でありながら平尾台に来るのは初めてでしたので、とりあえず今回は「大平山」をハイキングしてみることにしました。

平尾台「大平山」

平尾台2
平尾台へ福岡市から行くには、九州自動車道を北九州方面へ向かい、小倉南インターで高速を降り、田川方面に車を走らせます。早速、目の前に登場するのが石灰岩質の削られた岩肌。そこに向かって車を走らせると、平尾台入口が現れます。

ここからは山道になりますが、結構狭い道ですので運転に注意してください。平尾台に到着すると、まず出迎えてくれる小高い山があります。それが大平山です。すぐ近くに無料の駐車場がありますので、そちらに車を停めてハイキングに向かいます。竹でできた杖も自由に使えるシステムになっています。

下から見上げると小高い山で、草原が気持ちよさそうに風にそよいでいます。時期的に4月中旬にお邪魔しましたので、まだ菜の花が咲いていました。風も少し肌寒いですので、一枚羽織れるものを準備することをお勧めします。

登り始めて10分。傾斜がかなり急になってきます。下から見るとそんなにきつそうではありませんでしたが、登ってみると奥行きがあることに気づきます。風はまだ少し冷たいのですが、登るにつれてジワリと汗がにじみ出てきます。

羊の群れのようなピナクル

平尾台5
登り始めて20分。顔を出し始めたのがピナクル。石灰岩が雨などで浸食されることで羊が群れを成しているようにあたりに密集して存在します。このピナクルの群れを羊群原(ようぐんばる)というようです。近くに寄ってみて触ってみると、真っ白な結晶がたくさん集まって一つのピナクルを形成しています。

このピナクルの谷を抜けると頂上に近づきます。このまま茶ヶ床園地まで尾根伝いに行けますが、今回は時間がなかったのでルートを変えて引き返すことにします。登りでは気づかなかった様々な植物に目が行くようになり、ここでしか見れない貴重な植物を発見することができました。

大平山をハイキングするだけでも平尾台の自然を十分に満喫できます。晴れた日に是非一度訪れてみてください。きっといい一日になることでしょう。

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千仏鍾乳洞で洞窟探検

千仏鍾乳洞

平尾台の表の顔が雄大な石灰岩質の草原だとすると、裏の顔は多くの鍾乳洞ではないでしょうか。平尾台には石灰岩が浸食されてできた鍾乳洞が4つ存在します。

  • 千仏鍾乳洞(観光洞)
  • 目白洞(観光洞)
  • 牡鹿洞(観光洞)
  • 青龍窟

千仏鍾乳洞がこの中でも一番有名ですので、そちらの方に行ってみました。雄大な平尾台の地形の中を車で向かうこと5分。千仏鍾乳洞の入り口が見え始めます。駐車場に車を停めて鍾乳洞の入り口前向かうのですが、ここもかなりの急斜面。入口までたどり着くのも一苦労です。

鍾乳洞の入り口には食堂やお土産屋さんもあり、かなり観光地化されています。鍾乳洞に入る方は、ここで無料のサンダルに履き替えることになります。途中鍾乳洞の中を流れる川の中をあることになるからです。

鍾乳洞内の気温は一年を通じて気温が16℃、水温が14℃になっており、夏は涼しく、冬は暖かい環境です。途中まで照明が整備されており、安全に洞内に潜ることができます。入口から480mのところにある「奥の細道」からは水の中を ジャブジャブ歩くことになります。

探検気分が味わえるスポットで、子どもだけでなく大人も十分に楽しむことができます。特に夏に訪れると涼しいスポットではないでしょうか。この千仏鍾乳洞以外にも3つの鍾乳洞がありますので、是非皆さんチャレンジしてみてください。

「平尾台」詳細情報

平尾台には「平尾台自然の郷」という観光施設もあります。高原音楽堂や遊具、レストランやお土産店も整備されていますので、平尾台だけで十分に一日を満喫することができるようになっています。

  • 場所:平尾台自然の郷(北九州市小倉南区平尾台1-1-1)
  • 時間:9:00~17:00(12月~2月は10:00~16:00)
  • 休園日:毎週火曜日、年末年始
  • 入園料:無料
  • 駐車場:約1,100台(300円)
  • 電話:093-452-2715

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まとめ

平尾台は九州を代表するカルスト台地です。日常のストレスで疲れたときなどに訪れると大自然に囲まれて自然のエネルギーをもらうことができるスポットです。観光客も結構多いですので、閑散とした寂しい感じもありません。今回は平尾台のほんの一部しか訪れることはできませんでしたが、この他にも魅力が満載です。是非ご家族そろって行ってみてください。

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