福岡市民のスポーツ新拠点“福岡市総合体育館”
平成28年から福岡市民のスポーツの新拠点“福岡市総合体育館”の建設がスタートしました。場所は、開発が進む福岡市東区香椎照葉。大型の商業施設やマンション、ベジフルスタジアムなど、まさに現在建設ラッシュが続いています。
この東区香椎照葉、通称アイランドシティに平成30年12月に福岡市総合体育館が完成しました。落札者は清水建設株式会社を代表とするグループで、同社が設立した福岡照葉アリーナ株式会社が工事の管理等を行うことになっています。この福岡市総合体育館は、現在の市民体育館、九電記念体育館の後継施設として、市民のスポーツ拠点となる新たな体育館の機能をもつことになります。

提供:福岡市
“福岡市総合体育館”施設概要
構造は鉄骨造りで、地上4階建ての施設になります。建築面積は約17,000m2とかなりの広さを誇ります。体育館内には収容観客数5,042席メインアリーナの他、サブアリーナ、武道場、弓道場、多目的室、トレーニング室、キッズルーム、研修・会議室、コンビニエンスストアなどが設置されるようです。
市民体育館と九電記念体育館
現在稼働している、市民体育館と九電記念体育館は今後どうなるのでしょう。市民体育館について市は、福岡市総合体育館の開館後は、安全性を維持できる範囲での補修をしながら、可能な期間利用する予定としています。九電記念体育館については、福岡市総合体育館の開館に合わせて閉館する予定としています。
福岡アイランドシティの歩み
発展目覚ましい東区照葉地区。今までの経緯や今後の計画を時系列で簡単にまとめてみました。
- 1994年 総工費3940億円の人工島埋め立て工事開始
- 2002年 第三セクター幹部が起こしたケヤキ・庭石事件発覚
- 2003年 コンテナターミナルの利用が開始される
- 2005年 住宅エリアの分譲販売が開始される
- 2014年 市立こども病院が開院
- 2015年 初の大型商業施設「照葉スパリゾート」が開業
- 2016年 新青果市場「ベジフルスタジアム」が開場
- 2018年 12月に福岡市総合体育館が開館予定
- 2020年 福岡都市高速道路が延伸予定
今後、照葉地区はますます発展しそうですね。不正無き開発を進めてほしいものです。
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