福岡には、全国クラスのスポーツ強豪校がひしめきます。柳川高校は、全国選抜高校テニス大会で男子が18回優勝を果たしています。大牟田高校は、全国高等学校駅伝競走大会で5回の全国優勝。筑紫女学園は、その全国高等学校駅伝競走大会で3度制覇しています。男子バスケットボールでは、福岡第一と福岡大濠が全国制覇を経験しています。福岡大濠は、ほかに剣道、柔道などでも全国制覇を成し遂げています。
東福岡高校は、全日本バレーボール高等学校選手権大会で日本一、さらに全国高校サッカー選手権大会で日本一となっています。惜しくも、全国高等学校ラグビーフットボール大会での優勝は逃しましたが、バレー、サッカー、ラグビーと全国トップクラスです。それは、練習時間の短さにあるかもしれません。たとえば、ラグビー部の練習時間は1時間半から2時間程度です。しかも、学校の方針ととして、朝練は原則禁止とのこと。スポーツ強豪校のイメージは、早朝に練習し、放課後にも練習というイメージですが、それとは一線を画しています。
福岡の高校スポーツ別強豪校一覧

撮影:島村祐汰
- 野球
- サッカー
- バスケットボール
- バレーボール
- 駅伝
- ラグビー
- ボクシング
- テニス
- 柔道
近年の県大会でベスト4以上か、全国出場の常連で、全国大会でも全国優勝や上位進出をしたことのある高校名を優先的に列挙しています。
野球
- 福岡大濠
- 九国大附属高
- 福岡第一
- 筑陽学園
- 西日本短大付属
- 沖学園
昨今、福岡の高校野球は群雄割拠となっています。年ごとではなく、大会ごとに優勝校が変わる様相を呈しています。
サッカー
- 東福岡
- 東海大五
- 筑陽学園
バスケットボール
- 福岡大濠
- 福岡第一
- 中村学園女子
- 精華女子
バスケットボールは、男女とも全国制覇を成し遂げた高校を輩出するなど。全国でも随一のバスケットボール激戦区です。福岡第一高校は、冬の全国高校選手権は、2連覇中です。2019年の決勝は、史上初の福岡対決で福岡第一VS福岡大濠でした。福岡第一高校が勝利し、高校総体に続く2冠を達成しました。
バレーボール
- 東福岡
- 西日本短大附属
- 福工大城東
- 九産大九州
- 誠修高
駅伝
- 筑紫女学園
- 大牟田高
- 東海大福岡
ラグビー
- 東福岡
- 筑紫
- 修猷館
- 福岡高
- 小倉高
ボクシング
- 東福岡
テニス
- 柳川
柔道
- 東海大五
- 敬愛高
- 福岡工大附属城東高
福岡の公立高校の強豪校
ラグビーは、公立高校にも強豪校が多いです。それは、子どもの頃からラグビーを習う環境が整っているからだと考えられます。日本ラグビーフットボール協会登録のラグビースクールの数は、福岡県は23校あります。これは、大阪に次ぐ多さになっています。それも福岡のラグビーに、公立高校には進学校にも関わらず強豪校な高校がある理由の1つだと思います。
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