福岡東区志賀島のドライブコースでおすすめのスポットまとめ

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福岡のおすすめドライブコースをご紹介します。今日は福岡市東区の志賀島をめぐるモデルコースです。

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志賀島おすすめのドライブコース

福岡市東区「海の中道」を通過し、さらに西戸崎の奥の志賀島橋を超えると、志賀島(しかのしま)があります。島といっても、砂州でつながっている全国的にも珍しい陸続きの島になります。距離的にも福岡市中心部から車で約30分と、人気のドライブコースになっています。季節を問わず、さまざまな見どころがあるので、1年を通して多くの観光客が集まる場所でもあります。

ぶらりと一周するのもよし、ところどころにある施設や遺跡に立ち寄ってみてもよし。志賀島を満喫してみよう!

志賀島海水浴場

志賀島海水浴場

西戸崎から続く長い砂州を超えると、お目当ての志賀島が目の前に迫ってきます。細い砂州のまわりにはきれいな海が広がり、夏になると海水浴客やサーファーたちが集まります。

志賀島の入り口にあたる場所にあるのが「志賀島海水浴場」。玄界灘の潮風に吹かれ、いつもいい波が立っているとサーファー御用達の場所になっています。また、非常に夕日がきれいな場所でも知られており、白い砂浜に座って夕日を眺めることもおすすめです。特に、夏から秋にかけて夕日が映えるので、海水浴シーズンが終わってもおすすめスポットです。

金印公園・金印発光碑・金印塚

提供:福岡市

提供:福岡市

志賀島海水浴場を通り過ぎると、海沿いの道に出ます。しばらく進むと志賀島で一番有名なスポット「金印公園」に着きます。1784年(天明4年)、「漢委奴国王」と記された金印が発見された場所になります。「金印は後漢の光武帝が、倭の奴国の使者にあたえた…」と、高校時代の日本史の教科書を思い出すのは私だけではないでしょう。

公園の入り口あたりには、金印に関する記念碑「金印発光碑」が建てられています。園内からは、能古島や玄海灘が一望できますので、壮大な日本の歴史を感じつつも自然の癒しを感じることができるようになっています。ちなみに本物の「金印」は国宝に指定され、福岡市博物館に展示されています。

蒙古塚

提供:福岡市

提供:福岡市

金印公園のすぐ近くには「蒙古塚」があります。「文永・弘安の役」通称「元寇」で打ち首にされた蒙古兵士供養のため、昭和2年に建設された石碑です。「福岡西方沖地震」で石碑が倒壊したため、今立っている石碑は再建されたものになっています。

また張作霖による「蒙古軍供養塔賛」の碑も建てられています。また、ここは心霊スポットとしても有名なので、暗くなってから訪れるのはやめたほうが良いでしょう。

大崎展望台

蒙古塚から車を走らせます。集落を抜けるとしばらく海岸線を道なりに進みます。海の色が深い青色で景色が引き締まって見えます。さてさて、金印公園を出発し、車はふたたび海岸線の道を走ります。島の北岸部にたどり着くとそこには「休暇村志賀島」があります。

休暇村志賀島のすぐ隣には、大崎公園があり、「大崎展望台」が建てられています。玄海島が見える素晴らしい展望台ですが、人の姿はまったくなくひっそりと展望台だけが佇んでいます。景色はサイコーですので、人混みが嫌いな私なんかには最適なスポットになっています。

休暇村志賀島

以前泊まったことがある施設です。ここは全部屋オーシャンビューで眺めもよく、バイキング料理や温泉「金印の湯」も有名でお勧めの施設です。志賀島で1泊するのもいいかもしれませんね。休暇村敷地内には「しかのしま資料館」があり、金印発掘に関する文書や地図、「万葉歌碑」についての写真や説明などが展示されています。

仲津宮 沖津宮

少し車を停めて、「休暇村志賀島」近辺を散策。北上しながら万葉集の石碑を見つつも北上すること10分。2世紀以前より祭祀されている「仲津宮」があります。祭神は仲津綿津見神(なかつわたつみのかみ)です。綿津見神(わたつみのかみ)とは、漁業の神として信仰があり、発祥はイザナギが黄泉から帰って身を清めたときに、底津綿津見神、中津綿津見神、上津綿津見神のが生まれ、この三神を綿津見と呼ぶらしいです。木々のおい茂った丘の頂きまで登ると「仲津宮」が鎮座しています。

すぐそばの海岸に出ると、「沖津宮」がある島が見えます。干潮のときだけ歩いて渡ることができる島で、運よく干潮の時刻に行けたのなら渡ってみることをお勧めします。高く尊い神様の気を感じることができるスポットになっています。

勝馬海水浴場

提供:福岡市

提供:福岡市

「沖津宮」「仲津宮」のすぐ隣には、淡いブルーの透き通った海の海岸があります。「勝間海水浴場」です。場所は志賀島の最北端。海の水は大変きれいで、背後は芝生と松林の美しい緑に覆われています。とてもにきれいに整備された海岸で、定期的に清掃活動がなされているようです。7月上旬海開きが行われ、浜辺ではバーベキューや花火も可能とのことです。

赤瀬、黒瀬、白瀬

車に乗り込み、東海岸沿いをドライブします。東海岸はひたすら海沿いの道をドライブすることになります。ここはスキューバダイビングで有名なスポットで、「赤瀬、黒瀬、白瀬」とよばれる非常に大きな岩があります。海も大変綺麗で、透明度は、秋~冬にかけては20m近く抜けるときもあるそうです。多くの熱帯魚も見られ人気のダイビングスポットになっています。
道が狭いので安全運転で。

提供:福岡市

提供:福岡市

二見岩

更に海岸沿いをどんどん進みます。今度は海岸からそう遠くないところに、「二見岩」といって、二つの岩が向かい合うように突き出ていています。糸島の二見ヶ浦の夫婦石を想像させるような岩になっています。駐車場は無いので道路の路肩に駐車して見ることになります。往来の邪魔にならない用に配慮してください。
二見岩には直径1mくらいの穴が開いていて、この岩には志賀島独自の「浦島太郎」伝説があるそうです。

志賀海神社

提供:福岡市

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もうすぐ志賀島1周が出来ます。志賀島の東海岸沿いを南下すると、「海神の総本社」「龍の都」と称えられる「志賀海神社(しかうみじんじゃ)」にたどり着きます。イザナギが黄泉から帰って身を清めたときに出現した綿津見三神を奉斎している神社です。玄界灘に臨む海上交通の要地博多湾の総鎮守として篤く信仰されてきました。
毎年1月に行われる歩射祭、4月と11月に行われる山誉祭、2年に一度の10月に行われる御神幸祭は福岡県の無形文化財に指定されている大祭になっています。

潮見公園

提供:福岡市

提供:福岡市

ドライブも最終目的地、「潮見公園」へやってきました。志賀島で最も高い場所に位置する潮見公園は、360度の大パノラマで福岡市の景色や玄界灘の景色が楽しめます。夜景も美しく、博多湾の奥に輝く天神・博多の光も美しいです。潮見公園、潮見展望台に行くには志賀海神社の横から山を登っていく形になります。

いかがだったでしょうか。志賀島の魅力を少しでもお伝えできたらうれしいです。自然と歴史あふれる志賀島をドライブで満喫してみてはいかがでしょうか。

福岡
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