2017年8月21日にアメリカで99年ぶりに皆既日食が観測されました。全米で大きなニュースになった皆既日食ですが、日本ではいつ見られるのでしょうか。
日本で見られる皆既日食は2035年
日食とは、月が太陽の光を遮る現象で、太陽が月によってどの程度隠されるかで、部分日食、金環日食、皆既日食など分かれます。その中でも皆既日食は、太陽すべてが月で隠され、太陽の周りのコロナがはっきりと見える現象です。
この皆既日食ですが、次に日本で見られるのは2035年9月2日になります。見られる地域は、能登半島から長野、群馬、茨城などの北関東中心です。これらの地域から少し離れた場所では、大規模な部分日食になります。福岡でも太陽の約9割近くが隠れる部分日食になるようです。
日食が始まるのは午前中からで、皆既日食になる時刻は午前10時4分頃になる見込みです。皆既日食の継続時間は2分程度と短いですが、2035年は日本も皆既日食で大いに賑わうこと間違いなさそうです。
次の部分日食は2019年1月
2035年に皆既日食が日本で見られますが、そんなに待てないと思っている人に朗報です。皆既日食までは行きませんが、太陽の一部が欠ける部分日食は短いスパンで観測できるようです。
次に日本で部分日食が観測されるのは2019年1月9日になります。午前中に見られる部分日食で、札幌では太陽の約5割が書ける部分日食になります。南に行くほどかけ方が小さくなりますが、東京では約4割、福岡では約3割欠けるようです。
また、2019年は12月26日にも部分日食が観測できます。全国的に4割~3割が欠ける部分日食になるようです。
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