福岡県の公立高校入試の合否の決まり方(合否判定の仕方)についてまとめています。福岡県の公立高校入試は、学力試験だけでなく、内申点の評価など、さまざまな要素が総合的に判断される仕組みになっています。しかし、「どのように合否が決まるのか」「内申点と当日点の比率は?」「どの高校がどの方式を採用しているのか」など、不安に思う受験生や保護者の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、福岡県公立高校入試の合否の決まり方について、最新の情報をもとに詳しく解説します。受験対策を進めるうえでの参考にして、志望校合格に向けた戦略をしっかり立てていきましょう!
福岡県公立高校入試の合否
福岡県の公立入試では、「調査書」がすごく大切になってきます。俗に言われる「内申点」です。「調査書」と「内申点」は異なるのでまずその理解から。
- 調査書…内申点を含む総合的な診断書。項目には、健康状況、出欠記録、行動(生活)の記録、特別活動(部活、生徒会、行事)の記録など記載されています。
- 内申点…第3学年における9科目の評定(5段階)の合計得点(満点45)なお、内申点は、一部の強化を加重評価をする学科やコースがあります。
となります。ここは大事なのでおさえておきましょう。
合否の手順1:内申点と本番のテストの関係
まず1段階目として、合否は、内申点と本番のテスト(学力検査)の結果からA群とB群に振り分けられます。

- A群…内申点も本番の点数も合格に達している人
- B群…内申点か本番の点数のいずれかが合格に達していない人
この1段階目の判定で、A群に入っていれば、合格が決定です。各高校の校長先生の裁量でその割合は異なりますが、ここ(A群)で、60~70%の人が決まります。
合否の手順2:B群選抜について
1段階目の選抜でA群に入らなかった場合、つまりB群に該当する受験生は、調査書の記載事項を中心に総合的な選考が行われます。ここでいう調査書とは、内申点だけでなく、健康状況や出欠記録、行動(生活)の記録、特別活動(部活動や生徒会、学校行事など)の実績、そして学校の先生による所見など、さまざまな情報が含まれています。B群の選考では、受験生の個性や努力の跡が多面的に評価され、学力だけでは測れない優れた点が合格判定に反映されることが通例です。
見解では、B群でも上の図のうすいピンクの範囲に入っていない場合、合格は厳しいと考えられます。
調査書のポイント:生活態度や所見が重要
調査書には、先述した出欠状況や特別活動の記録のほか、教員による「所見」が記載されます。この所見は、受験生の進路意識や学習に対する姿勢、興味・関心などが主観的に評価される部分であり、実は合否を左右する重要な要素です。高校側は、この所見も含めて受験生を総合的に判断し、自校の教育方針や学科・コースに適した人物かどうかを見極めます。
したがって、日ごろの生活態度も非常に重要です。テストの点数だけでなく、学校生活において明朗で活発な姿勢を示すことが求められます。ここでいう「活発」とは、単に元気があるという意味ではなく、周囲と協調しつつ主体的に行動できる態度を指します。また、出欠については、できる限り皆勤が望ましく、3年間での欠席日数は合計7~10日以内に抑えることが理想です。
学力検査のポイント:科目ごとの配点と試験時間
学力検査は1科目あたり60点満点で実施され、試験時間は50分(英語は55分)です。学科やコースによっては、その特色に応じて特定の教科に加重配点(1.5倍)が設定される場合があります。つまり、学力検査の点数は重要であるものの、調査書の内容や生活態度と合わせて総合的に評価されることを理解しておく必要があります。受験生は、単なる知識の暗記に偏るのではなく、日ごろの学習習慣や生活態度を整え、総合的に評価されることを意識して準備を進めることが合格への近道です。
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