【福岡・地震】南海トラフ地震が福岡に及ぼす影響

南海トラフ地震

地球はプレートとよばれる硬い岩盤でおおわれています。このプレートはいくつかに分かれており、一年間におよそ数センチメートル移動しています。プレートとプレートの境目では、移動するプレートどうしがぶつかり合い、険峻な山岳地帯を形成したり、深い海溝を形成します。

日本列島の太平洋側には、複数の海溝や海のくぼみが存在します。その中の一つは、静岡県の駿河湾から九州東方沖まで続く深さ約4000メートルの海底のくぼみになっています。これが“”です。南海トラフはプレート境界に位置しており、プレートどうしがぶつかり合い大きなひずみが生じ続けています。このひずみが暴発するときに“南海トラフ地震”とよばれる巨大地震が起こるとされています。

南海トラフでは、過去を振り返ると、約100~150年周期でマグニチュード8前後の地震が繰り返し起きています。1707年の宝永地震はM 8.6、1854年の安政南海地震はM 8.4、1946年の南海地震ではM8.0の巨大地震が発生しています。

想定外の災害が続く近年、東日本大震災をうけて国は1000年に1度の大地震を想定し、被害想定の見直しに着手しています。南海トラフで東日本大震災やスマトラ沖地震級のM9.1の地震が起きた場合、死者が約32万人超、負傷者は約63万人、建物の全壊は約240万戸に上ると推定されています。

家族を震災から守る防災グッズ!【スイッチ断ボール】

防災士厳選の防災グッズ36点セット【ディフェンドフューチャー】

スポンサーリンク

南海トラフ地震が福岡に及ぼす影響

南海トラフで地震が発生した場合、福岡にはどのような影響が及ぶのでしょうか。まずはゆれの程度を表す震度ですが、北九州の小倉南区で最大震度5強、福岡市では最大震度5弱を観測します。福岡西方沖地震のゆれくらいを覚悟しておいたほうがよさそうです。また、南海トラフのように震源域が広いと顕著になる“長周期地震動”の発生も予想されており、警固断層による地震と違い、高層ビルへの被害や博多湾、有明海沿岸の埋め立て地での液状化も発生する可能性があります。

津波はどうでしょう。高知県黒潮町や高知県土佐清水市では35mもの津波が発生します。リアス式の切り立った港などでは、100mを超える津波も想定されています。幸いにも福岡は大部分が日本海に面しており、直接大きな津波がやってくることはなさそうです。関門海峡に面している北九州市には高さ4mの津波がくるようです。

以下政府が発表した福岡県だけの被害状況をまとめてみると

  • 死者10名
  • 建物全壊300棟
  • 避難者数3200人
  • 断水15000人
  • 停電500世帯 などなど

直接の被害はそんなに大きくはならないようです。
しかし、油断は禁物、誘発されて福岡の地下に走る活断層がずれることも想定されますし、物資の不足による二次災害も懸念されます。
やはり日ごろからの防災への意識や、備えは必要です。「自分の命は自分で守る。」家族でもしっかり話し合ってみてください。



合わせて読みたい記事

【福岡・地震】福岡の活断層を考える

【福岡・地震】福岡の地震について考えるvol.1

【福岡・地震】福岡の地震について考えるvol.2

スポンサーリンク
Fukuu情報をいち早く!
【福岡・地震】南海トラフ地震が福岡に及ぼす影響
この記事をお届けした
Fukuuの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンクと関連コンテンツ

フォローする