福岡市内では、特に近年、私立中学受験の割合が増えています。とりあえず、受験して合格したらラッキーと軽い気持ちで受験するご家庭も増えているように感じます。そこで、中学受験に向いている子と向いていない子の特徴についてまとめてみたいと思います。
私立中学受験に向いている子
- 周りの環境に流れやすい子
- みんなと頑張れる子
- 最後まであきらめない子。あきらめが悪い子
- 知的好奇心が旺盛である子
- 読書好きの子
1.周りの環境に流れやすい子
まだ、少数派では行動できていなお子様は、私立中学のように、学校が勉強する雰囲気を作ってくれ、周りの子どもが勉強熱心な子が多い環境に置くことが望ましいです。
2.みんなと頑張れる子
お友達や塾の先生などと一緒に点数を競い合ったり、教え合ったりできる子は特に望ましいです。
3.最後まであきらめない子。あきらめが悪い子
答えがわからないとき、考え抜くことができることは大事です。特に算数では、途中式や図を書くなどとして、部分点を狙い1点でも多くとりたいとか点数にこだわる子などは向いていると言えます。
4.知的好奇心が旺盛である子
自分がわからない問題は、率先して調べることができる子が望ましいです。さまざまなことに興味を持って取り組むことができる子どもにとっては、中学受験の勉強そのものが、知的好奇心をくすぐるものとして、自然と考える力や人間力を高めてくれます。反面、学校の授業に、退屈に感じることも出てくることも少なくないようです。
5.読書好きの子
要は、活字に慣れていることは大事です。私立中学入試の問題は、問題文が長いです。そういった意味でも、活字に慣れていることは大事です。
私立中学受験に向いていない子
- 仲のいい友達が公立中学に行く子や友達と離れたくないと言っている子
- 親の意見に逆らえない子
1.仲のいい友達が公立中学に行く子や友達と離れたくないと言っている子
今の友達の環境が、うまくいっているケースは、子どもの意見を尊重してあげることも一つの選択肢となります。
2.親の意見に逆らえない子
中学受験そのものが、親の意向で、子どもの本心は違ったり、中学受験の意義がわからない子。
向いていない子から向く子へ
親の態度も大きく影響。つまり、親の日常の姿。何気ない態度や言動が、子の成長に大きく及ぼします。いつも、子どもにどんな態度接しているでしょうか。自分の価値判断やモノサシで、子どもをほめていないでしょうか。周りの子と比較して、ほめていないでしょうか。
子どもが努力していること。結果を出していること以外に、ほめたことありますか。「はい」と自信をもって答えられる保護者様であれば、総じて、今は、中学受験に向いていなくとも、子どもは、中学受験に向いていく子になっていきます。
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