共通テスト直前期の勉強法「過去問と予想問題のどちらを優先?」

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共通テスト試験まで残すところわずかとなりました。。焦る気持ちもありると思いますが、しっかりと1つ1つ学習を定着させていきたいところですね。この時期によくある質問として、「共通テスト過去問と予想問題集や実践問題集のどっちをやればいいですか?」という質問を多く受けます。今日はこの質問について答えていきたいと思います。

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共通テスト過去問?予想問題集?どっちを優先?

英語長文

結論から言うと、「過去問でも予想問題でもどちらでも構いません。」という答えになります。過去問も予想問題集も、時間配分や傾向を知るため。あとは実戦形式の問題になれるためにやるものです。したがって、過去問や予想問題をインプット用として使うことはありません。

時間配分の練習、実戦問題に慣れるためという目的があるのですから、どっちに重点を置いても構わないのです。しかし、出題内容が変わる前の古い過去問、特に理科教科に関しては、古い内容が使えない場合がありますので注意が必要です。

大切なのは問題に慣れること。もちろん間違えた問題の解説をよく読み、自分が普段使っている問題集や参考書を使って、抜けている知識の補充や、弱点分野の類題演習を行うことが大切になります。

したがって、過去問だろうが予想問題だろうがどちらでも構わないのです。一番いいのは、センター試験で確実に得点をとるためには、過去問も予想問題も、できれば色んな予備校が出している予想問題集や実践問題集を解きこなしておくのがベストではあります。しかし、時間がないという方は、どちらか1つに決めてしまって、それを時間をしっかり計りながらトレーニングしていってください。

予想問題集や過去問題集は購入する!

大学受験の受験生ともなれば、数多くの問題集や参考書を持っているはずです。学校で買わされたり、塾や予備校のテキストなど勉強机の本棚はいっぱいになります。

もう問題集を購入する必要はないと、予想問題集や過去問題集をすべてコピーでまかなう生徒がいますが、できれば予想問題集や過去問は購入しましょう。購入して、その問題集に直に書き込みを行い、問題集を勉強ノートにしてしまうのが最も効果的な使い方になります。

予想問題集や過去問題集は、何回も解くことはありません。一度解いて、間違った問題のポイントを見直すぐらいですので、ノートに解かず、問題集に直接解答や解説のポイントを書き込んでいきましょう。

問題のコピーで対応した場合、整理整頓が面倒で、見直しに時間がかかります。ファイルに整理したとしても、どのファイルにどの年度の過去問題が収められているかわからなくなります。

予想問題集の出題傾向分析は要チェック

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各予備校が出している予想問題集や実践問題集の巻頭には、近年のセンター試験の出題分析が掲載されています。ここで、どの分野からの出題が多いのか。どれくらいの頻度で出題されているのか。自分が弱点とする分野の出題頻度はどうなのかを自分なりに分析してください。

予想問題集をすべてやる時間がない人は、過去問で時間配分の練習をしつつ、予想問題集で、頻出単元だけをピックアップして演習したり、よく出題される単元で弱点単元になるところだけを演習したりしてみるのも効果があると思います。

予想問題集も、予備校や年度によって当たり外れがあるように見受けられます。なぜ、この問題をここに載せたのか。意図がわからない場合もありますので、分析をしっかり見ることも大切ですが、予想を鵜吞みにせずにしっかりと自分の弱点をつぶしていってください。

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しっかりと自分の今の学力と向き合う

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この時期は共通テスト直前ということで、全ての教科の学習に力を入れなくてはなりませんが、現時点での模試の判定はどうでしょうか?E判定だからとあきらめる必要はありませんが、受験者層の棒グラフで最下層の集まりの中にいませんか?

もしそうだとしたら、本気で命を削るくらいの勉強をしないと合格は不可能であると言えます。相当の勉強量が必要で、起きている時間すべてを勉強に注がないと合格を勝ち取れません。

志望大学を国公立から私大の3教科型などに変える最後のチャンスではないでしょうか。学校の先生はもちろん国公立大学の合格者を増やしたいので、センター試験を必ず受けるように指導してきますが、はたして今のままで自分の行きたい学部に合格できるのでしょうか。ここは思い切っていきたい私大があるのなら、変更する勇気も必要です。

いやいや絶対に志望大学に合格する!という固い決意があるのなら、今日から、いや、今すぐ勉強に取り掛かりましょう。みなさんの健闘を祈ります。

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