大学の学年の呼び方とは
はじめて会う大学生とは、最初は、お互いの名前や身分を話すことから始まるわけですが、そこで1つ気になることがいつもありました。
「はい!九州大学法学部3回生の西岡です。」
「はじめまして。西南学院大学経済学部2年生の東岡です。」
「私は、福岡大学商学部1年生の北岡です。」
「僕は、慶應義塾大学法学部4年生の南岡です。」
お気づきでしょうか。
自分の学年を「年生」と言う人と「回生」と言う人がいるんですね。
どっちが、正解なのか調べてみました。
関東では、「○年生」。関西では、「○回生」が主流
歴史をたどると、東京大学は、昔も今も、それぞれの学年で所定の単位を取得しないと進級ができない制度でした。これに対し創立時の京大は留年せずに学年進級できるため、入学してからの在籍年数を表す意味で「回生」という呼称を用いたようです。その名残のようですね。
つまり、関西では、留年すると5回生、6回生と数字が上がっていくのですね。回生は、大学に何年在籍しているかわかる呼び方でもあるわけですね。留年すると恥ずかしいと思いで勉強する人もいるかもしれませんね。
関西人の「賢いな~」に隠されている意味とは。一般的には「頭が良い」や「利口」などに使われる「賢い」ですが、関西の「賢い」は「小さいのにいい子だね」や「偉いね」「すごいね」と子供を褒めることと同義のようです。よって「◯◯ちゃん、おもちゃ片付けて賢いね」などは「◯◯ちゃん、おもちゃ片付けていい子だね」と言っていることになります。関西の賢いは「頭がいい」という意味だけではないのですね。
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