九州産業大学の科目別出題傾向と入試対策のまとめです。
九州産業大学の「英語」出題傾向と対策
九州産業大学の英語の傾向
例年、大問4題に解答時間は60分で行われます。問題構成として、長文読解(内容一致選択)、会話文・慣用表現(空所補充)、文法問題が2題(空所補充、英文整序問題)となっています。
九州産業大学の英語は、スピードとある程度の読解力が必要となります。ジャンルは、歴史・言語・コミュニケーションを中心に多岐にわたります。時事問題を話題にしたものを時折、出題されるので、ニュースには日ごろから敏感になっていたいですね。
九州産業大学「英語」の対策・勉強の仕方
特に、
- 整序問題
- 長文読解
が合否を分けるので、しっかりとした対策が必要です。
九州産業大学の整序問題
整序問題は、うすいテキストを1冊仕上げておくことをおすすめします。ある程度、出題パターンが限られるので、その量はありますが、体で覚える領域(条件反射で解ける)まで何度も繰り返してやりましょう。
九州産業大学の長文読解
勉強の材料は、共通テスト過去問、九州産業大学の過去問、その他の福岡大学、中村学園大学の過去問も余裕があればやるということになるでしょう。英文の難易度は難しく、またしっかりとした読解力が必要となります。
しかしながら、本文の内容一致問題はその周辺の読んだら、解けたり、傍線部解釈も、語彙力を聞く問題だったりするので、こういうところでしっかりと得点していきたいところです。
特に重点的に学習したいところは、熟語と準動詞(不定詞・動名詞・分詞・分詞構文)、関係詞、比較、動詞の語法、時制、仮定法あたりでしょうか。これは、文法問題を解くときにお役立ちます。
九州産業大学入試「数学」の出題傾向と対策
【理系学部】例年、数学の試験時間は90分で、大問5題となっています。標準的な問題レベルの出題が並んでいます。時間を気にしながら、普段から意識して学習していくことが必要でしょう。重点的学習単元は「ベクトル」と「数列・数列の極限」となるでしょう。その他の単元では、確実に点数を積み重ねることがポイントとなります。
【文系学部】大問3題、基礎、標準の問題で構成されています。二次関数、三角比、確率・統計などはよく出題される単元となっています。
九州産業大学数学の対策
九州産業大学の数学は、標準的な問題が多いもののそれでも、計算力が試されます。九州産業大学で試される計算力は、「計算の解法パターン」と「スピード」です。解法パターンを増やしながら、そのスピードを上げていくことが大事でしょう。また、問題が合っていた場合も、解説を読み、よりよい計算の仕方があった場合は、そのやり方で再度解いてみて、自分のものにしていくことが大事となりいます。
九州産業大学の数学の「微分・積分」については、その単元に特化したテキストを標準的なもので構わないので1冊を何度とも繰り返して習得することが欠かせません。ある程度の計算力が要求される部分です。とくに定積分の計算は煩雑なものが多いのでしっかりと答えまで合わせられる練習が必要となります。
数列・数列の極限では、漸化式だけでなく数列の和と一般項の関係・群数列などさまざまなものが出題されています。そのため対策には時間がかかってしまうかもしれませんが数列の解法のパターンは、使いこなせるようにしておきましょう。
九州産業大学入試「国語」の出題傾向と対策
【九州産業大学】国語の傾向と対策(勉強法)についてまとめています。九州産業大学の国語は、比較的解きやすい問題となっています。自分が解いた問題、知識問題で確実に正解し、ケアレスミスをなくせば、合格点は比較的とりやすいでしょう。
九州産業大学「国語」の傾向
国語の試験時間は60分で、大問2題でオールマーク方式となっています。大問1が現代文(評論)、大問2が古文となっており、難易度は基礎から標準です。漢字の読み書きもふくめ選択問題、空欄補充問題や内容真偽問題が多く出されます。ジャンルは評論がほとんど。漢字や言葉の意味など知識問題の出題のウエイトが高い。漢字などの知識問題は確実に得点を重ねていくことが大事。
古文単語、古文常識、口語訳、文法などオーソドックスな形式。教科書レベル習得しておけば大丈夫でしょう。本文自体の内容もそこまで難しくありません。主語に注意しながら、読み込みましょう。
「国語」の対策・勉強の仕方
- 漢字対策
- 古文知識対策
この2点が合格するのは必答となります。
九州産業大学の国語の特徴の1つとして、漢字の配点のウエイトが高いということが挙げられます。漢字検定2級レベルまでは、確実に仕上げておきたいところです。ですので、漢字検定2級の問題集や教科書の巻末などをテキストを1冊何度もくりかえして覚えていきましょう。
古文に関する知識については、文法をはじめ、全体的に抑えておく必要があります。古文の標準テキストを1冊手に入れ、やりこなすことをおすすめします。また、過去問で演習を重ねる必要がありますが、ここは正解不正解だったというよりも、なぜ、その答えが正答なのかという理由や根拠のほうが大事です。また間違った単元は、テキストに戻り、その単元の復習をしておく必要があるでしょう。
また、有名作品からの出題されることが多いですので、それらの出典内容については、あらすじをおさえておくだけでずいぶん読解の仕方が変わってきます。
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