【2026年度】東福岡高校入試対策問題(解答・ポイント解説付)です。東福岡高校の入試を突破するためには、過去の出題傾向を把握し、効果的な対策を行うことが重要です。本記事では、2026年度の入試を見据えた対策問題を用意し、詳しい解答とポイント解説を掲載しています。
「どのような問題が出題されるのか?」「どの分野を重点的に対策すべきか?」こうした疑問を解決し、志望校合格に向けた学習をサポートします。しっかりと演習を重ね、自信を持って本番に挑みましょう!
東福岡高校と同じように中高一貫コースを除く入試おいて3つのクラス、各学校によって呼び名は違いますが「特進英数、スーパ-特進」「特進クラス、特別進学」「進学クラス、一般進学」など分かれている高校を受験する人も解いてみてください。
(例)九産大付属九州産業高校、福大若葉高校、九産大九州高校、福岡舞鶴高校、福工大城東高校、中村学園女子高校、自由ケ丘高校、筑陽学園高校などがその対象です。
問題のレベルは、若干易しめに作成しているので、
・特進英数、スーパー特進などを志望する人は「全問正解」
・特進コースなどを志望する人は、「正答率80%」
・進学コース・一般進学などを志望する人は、「正答率60%」
を目指して頑張ってください。
教科は、国語、数学、理科、社会、英語から大問1問ずつです。
まだ掲載していない教科は、随時UPします。
【問題】東福岡高校入試対策問題
【数学】2けたの正の整数がある。その整数は、各位の数の和が12であり、また、十の位の数と一の位の数を入れかえてできる2けたの数は、もとの整数よりも18小さくなる。このとき、もとの整数を求めよ。
【理科】化学変化と熱の出入りの関係を調べるため、次の実験1、実験2を行った。これについて、後の各問いに答えよ。
(1)実験1と実験2では、それぞ温度はどうなったか。
(2)実験1と実験2で起こった化学変化では、熱が吸収されたか、それとも放出されたか。それぞれ答えよ。
(3)実験1では、何と何が反応したか。物質名で答えよ。
(4)市販の携帯用カイロには、実験1と同じ成分が使われているが、使用する前に反応が進まないようにしてある。具体的にどのようにしてあるか。
(5)実験2で、ビーカーに水でぬらしたろ紙をかぶせてふたをするのは、実験で発生する非常に水に溶けやすい気体が空気中に出ていくのを防ぐためである。発生する気体の化学式を答えよ。
(6)実験1、実験2では化学変化に伴い、熱の出入りが見られる。このとき、吸収される熱や放出される熱を何というか。
【解答・解説】東福岡高校入試対策問題
【数学】
十の位の数をx、一の位の数をyとすると
x+y=12
10y+x=10x+y-18
これを解くと、x=7 y=5
これは問題に合う
よって、75
・もとの2ケタの整数 10x+y (例)54=10×5+1×4
・入れかえた整数 10y+x
・各位の数の和 x+y (例)54➨5+4=9
【理科】
(1)実験1と実験2では、それぞ温度はどうなったか。
実験1:上がった 実験2:下がった
実験1は鉄の酸化で温度が上昇します。実験2はアンモニアが発生するときに温度が下がります。実験1のように温度が上昇する反応を発熱反応、実験2のように温度が下がる反応を吸熱反応といいます。
(2)実験1と実験2で起こった化学変化では、熱が吸収されたか、それとも放出されたか。それぞれ答えよ。
実験1:放出された 実験2:吸収された
実験1のような温度が上がる反応では熱が放出され、実験2のような温度が下がる反応では熱が吸収されています。
(3)実験1では、何と何が反応したか。物質名で答えよ。
鉄と酸素
実験1は、化学カイロの中身です。鉄と酸素が化合するときに熱が放出され温度が上昇します。
(4)市販の携帯用カイロには、実験1と同じ成分が使われているが、使用する前に反応が進まないようにしてある。具体的にどのようにしてあるか。
密閉した袋に入れてあり空気に触れないようにしてある。
密閉した袋から出すと反応が進み温度が上昇します。
(5)実験2で、ビーカーに水でぬらしたろ紙をかぶせてふたをするのは、実験で発生する非常に水に溶けやすい気体が空気中に出ていくのを防ぐためである。発生する気体の化学式を答えよ。
NH₃
水酸化バリウムと塩化アンモニウムを混ぜると、気体のアンモニアが生じます。アンモニアの化学式はNH₃で、アンモニアは水に非常に溶けやすい性質があります。
(6)実験1、実験2では化学変化に伴い、熱の出入りが見られる。このとき、吸収される熱や放出される熱を何というか。
反応熱
化学変化に伴って、出入りする熱のことを反応熱といいます。
コメント